長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 町-指定-史跡 |
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内容 | 古墳 |
指定年月日 | 平成 24/11/07 |
時代区分 | 古墳時代 |
年代 | 古墳時代後期 |
作者 | |
所在地 | 下伊那郡高森町下市田1846ほか |
寸法・材質・形状 | 直径20m、円墳 |
概要解説 | 下市田北部、金部古墳群中の南西端、所有者宅の裏手に位置する円墳で、付近では「畑中の塚」と呼称されている。金部古墳群は6基の古墳から形成される古墳群であるが、現在墳丘の残存する古墳は本物件のみである。高森町内最大の規模を有する古墳で、墳丘の直径は20mになる。有段式古墳であり、鏡餅を重ねたように基段の上に主塚を築いたもので、郡下では本物件以外に2件あるだけである。南南西に開口する石室の入口あたりには土止めの石垣があって、二段式の形状がよく分かるが、北東面は土砂崩落のために外観上はその姿が認められない。出土物が不明であるため、詳細な時期は特定できないが、石室の位置が地平面より高いことからすると、古墳時代後期よりもやや古い年代が与えられる可能性もある。 |
交通案内 | JR飯田線市田駅から徒歩10分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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