長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 寺院建築 |
指定年月日 | 平成 23/12/27 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1840年(天保11) |
作者 | |
所在地 | 駒ヶ根市上穂栄町2145 |
寸法・材質・形状 | 間口6.3m、奥行3.5m、三間一戸楼門、入母屋造、銅板葺 |
概要解説 | 三間一戸楼門(間口6.3m、奥行3.5m)で、屋根は入母屋造、銅板葺(元こけら葺)とする。建立は天保11年(1840)とされている。三門2階には明治8年(1875)の屋根葺替棟札が保存されている。造営に関する史料としては、文化8年(1811)の本堂普請請負証文(駒ヶ根市立博物館蔵「赤須町文書」所収)があり、このときの大工は(三木)繁右衛門(木曽福島)、又吉であった。内容は欄間彫刻などの造作の請負なので本堂全体の棟梁であったのかは不明である。三門の棟梁は不明であるが、本堂に三木繁右衛門が関与しているので、三門も三木繁右衛門あるいは木曽の大工であった可能性が高い。彫刻が立川流に類似するのは、諏訪神社本殿の棟梁中村伝左衛門善重(宮越)は立川流の立川和四郎冨棟との交流があり、諏訪神社本殿の造営に加わっていた三木繁右衛門らもその影響を受けたからではないだろうか。 |
交通案内 | JR飯田線駒ヶ根駅から車で5分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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