長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 民家建築 |
指定年月日 | 平成 24/02/29 |
時代区分 | 明治時代 |
年代 | 1897年(明治30) |
作者 | |
所在地 | 須坂市野辺1386-8(須坂市歴史的建物園) |
寸法・材質・形状 | 2階建、桟瓦葺 |
概要解説 | 桟瓦葺き黒塗りの門は、明治時代から昭和初期にかけて須坂の製糸王とうたわれ、山丸組をはじめ発電・化学工業まで多角的な経営者であった越寿三郎が元板倉家を別邸としたおり、明治30年代に建てられた。武者窓の格子窓を大きく切り開き、格子を粗く仕立ててあり、開放的な近代性が感じられる。デザイン的にも優れ、松材の柱のほか駒寄せの柵まで黒塗りで版画のような美しさから、須坂の製糸全盛期の心意気を観ることができる。平成7年(1995)度に太子町より現在地に移転復元した。 |
交通案内 | 長野電鉄須坂駅から車で8分、上信越自動車道須坂長野東ICから車で8分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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