長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 町-指定-有形文化財 |
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内容 | 石造文化財 |
指定年月日 | 平成 23/03/04 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1823年(文政6) |
作者 | |
所在地 | 下伊那郡高森町牛牧335-1 |
寸法・材質・形状 | 高さ4.4m、幅1.55m、厚さ0.85m、花崗岩製 |
概要解説 | 牛牧十王地籍の旧伊那街道沿い、通称十王辻にまつられた石造物群中ひときわ大きい石造物。秋葉山大権現と金毘羅大権現を一つの石碑にまつる同一碑で、同種では下伊那一の大きさを誇り「伊那一」の称号を持つ。碑面の中央部、向って右に「秋葉山大権現」、左に「金毘羅大権現」の文字を並立して彫り、その上部に大型の種子が彫られ朱彩される。碑面右側に「文政六年癸末四月建之牛牧村」と建立年代と施主を、碑面左側に「比叡山延暦寺ひっ芻亮照書」(「ひっ芻」の「ひつ」は「くさかんむり」に「必」を付した1字)、「桜町三丁目石工徳太郎」と揮毫者名、石工名が彫られている。江戸時代末に流行した秋葉信仰、金毘羅信仰を象徴する石造物である。 |
交通案内 | JR飯田線市田駅から車で10分、中央自動車道松川ICから車で18分、同飯田ICから車で23分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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