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史跡

浦野城跡・御射山祭広庭跡 ウラノジョウセキ ミサヤマサイヒロバアト 

指定区分・種別市-指定-史跡
内容城跡
指定年月日平成 23/02/08
時代区分鎌倉時代
年代鎌倉-戦国時代
作者
所在地上田市浦野962ほか31筆
寸法・材質・形状主郭及び長方形の平坦地、東西80m、南北60m、階段状土壇
概要解説浦野城跡は浦野小学校(浦野氏館跡)北側の山地に所在する。その縄張内に広大な平坦地が存在する市内ではやや特異な形態の山城であり、山麓には浦野氏の館跡や城下町などが並存し、中世豪族の領域支配の一端を窺える良好な遺跡である。郭内の試掘調査で見つかった礎石建物跡は、市内では長野県史跡・塩田城跡等で確認例があるのみで、非常に貴重な遺構である。また、御射山祭広庭跡は城跡主郭東側の平坦地に占地し、上田市誌編さんに係る調査の結果に基づき、馬場と呼称されていた遺構と周囲の土壇に御射山祭との関連を論定したものである。浦野氏が諏訪上社の神氏(みわし)であったことから、自領内で祭祀を行ったものと考えられ、広庭で笠懸(かさがけ)、歩射(かちゆみ)などの演武を行い、土壇はこれらを見学するための桟敷とみられる。
交通案内JR上田駅から車で25分、登城に25分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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